今回も息子2人と3人で行ってきました。
まさにサッカーバカ親子です。(おやじだけかもしれませんが、、)
目の前が日本代表のベンチです。
ここ横浜国際は2001年6月7日コンフェデレーション準決勝日本VSオーストラリア
そしてワールドカップ2002年6月9日日本vsロシア戦に続きの横浜です。
親善試合とはいえ、私のおやじ世代ではドイツといえば西ドイツであり、
フランスよりもイングランドよりも尊敬する国というか
サッカーを伝えたクラマー様から始まり皇帝ベッケンバウアー、ネッツアー、オベラーツ、ブライトナー、ミュラーetc,,,,,
そんな憧れの国でありました。
もちろん海外サッカーというばブンデスリーガーが一番の時代。
ドイツが日本と試合するなんて信じられない時代でした。
で、ランキングが近いこと自体がまだまだ受け入れがたく、このドイツ戦は私の古い頭をリフレッシュできるだろうという意味でもとてもとても楽しみな試合となりました。
このドイツ戦で私が観たかった点は日本代表の箇々のスキルが強靱なドイツ選手相手でもそこそこ通用するのかどうか、そしてドイツが日本代表相手にどのようなモチベーションで臨んでくるのだろうかという点でした。
そして、試合開始。
前半何度か決定的なピンチもありました。
特に前半14分頃シュナイダーからのスルーパスを受けたクローゼからゴール前に走り込んだバラックが至近距離からシュートを放ち楢崎が好セーブ。こぼれ球を押し込まれそうになったが、小笠原がカバーしてクリア等、、、
なかなか集中したプレーも続きましたが、
いつ失点するのかと思うぐらいドイツ選手達のファーストコントロールの正確さと、1対1におけるマイボールにする強さというか粘り強さが目立ちました。
ヘディングにおいても落下地点を確保しながらもその上でやられていました。
特に
中澤、松田のいない日本でCBに入った田中誠には酷であった気がします。
彼は中澤等の1対1に強い選手がいてこそ力を発揮するセカンドデフェンダータイプ(カバーリング能力の高い選手)だと思うからです。
そして、後半も始まり21:00を回り寒さも増してきた後半9分バラックがFKを直接ゴール左にシュートし楢崎がやってはいけないコボシ、、、で詰めたクローゼが右足で無人のゴールへ入れて先取点、、、、。
2点目のバラックのゴール右隅へのミドルシュートもあれだけ簡単に交されたら(たぶん茶野だった?)バラックだったら入れられちやいます。
3点目はロスタイムにまたもクローゼ。
試合を終えての感想ですが
ダイスラーやフリングスがいないドイツであっただけに前半を0-0でどうにか切り抜けただけにもしかしたら、、、という思いも虚しく完敗らしい完敗でした。海外組の高原、稲本はマッチしていませんでした。
後半ボールの収まりどころのない大久保と玉田の2トップはさらにドイツの選手達には楽になったしまったと思います。
福西と稲本とダブルブランチもタイプ的に被っており今ひとつでした。その結果小笠原の奮闘が目立ったようで、小笠原自体は頑張っていましたが孤軍奮闘のようになってしまいました。
要はボールの出所が1カ所でドイツは絞りやすかったと思います。
そして、最終ラインの4バックはこれでは日本代表ではないだろう(出ていた選手ゴメンナサイ。みんな応援しています)
と思うぐらい滅茶苦茶でした。
完敗したゲームだけに悪い点は沢山出るものです。
2006年に向けての最終予選はもう少しで始まります。
是非、気を引き締めて頑張っていって欲しいものです。
2006年ドイツの地でドイツVS日本の決勝対決を信じて。
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