今回も来てしまいました。国立に!
私の世代はカイザーと呼ばれたF.ベッケンヴゥアーでした。
そしてブンデスリーガーとダイヤモンドサッカーで育ちました。そのドイツからベッケンヴゥアーが会長をつとめるバイエルンがマンチェスターU、レアルマドリード、バレンシアを破っての出場ということもありとても楽しみでした。もちろん高原も出場するかと期待した2年連続出場のボカ・ジュニアーズにも期待を抱きました。
そして、今年も我が息子2人を連れて試合開始1時間前に国立に入りました。今年もボカはGKのコルドバしか練習をしていません。昨年に続き室内練習場でのアップのようです。
それにしても今年はとても暖かく途中のユニクロで買った毛糸の帽子1.000円は結局使わないで済みました。
試合全体を通してですが、久しぶりに充実したゲームを見れました。確かにマンチェスターUやレアルマドリード等の選手の方がビックネームは多くスター選手見たさでしたら今年は例年より落ちるかもしれません。
おそらくTVで見ていた方の多くは間延びしたゲームと写ったかもしれませんが、ところがどっこい!ライブでのボールのないところでのポジションの奪い合い等の気迫はなかなかのものでした。特にバイエルンの効果的なサイドチェンジや両者の1対1での潰しあいは世界一をかけたゲームに相応しいものでした。ボカにしても昨年よりあきらかにチーム力は落ちたと思われますが一発勝負をかけた駆け引きはなかなかでした。しいて言えばリケルメのフットサルばりの足裏のボール扱いが延長に入りボカの流れを切る形となってしまったことです。試合をリードしていての相手を焦らす場合は有効かもしれませんが今回は昨年のようには機能しなかったようでした。
今回のゲームで勉強になったことは1対1で勝る事はもちろん数人に囲まれても慌てずにボールキープができること。
そして攻撃的守備の意識を常に持ち(オフザボールというやつですね)、チームとしての戦い方(戦術)が両チームとも徹底して守られていたと感じたところです。応援ではボカが相変わらず勝っていました。
こちらの警備員との攻防もなかなかの見物でした。
第1回から観戦している私としては来年も日本で開催されることを願ってやみません。
多数のタイトルの大会が開催される今日ではありますが、TOYOTA
CUPの素晴らしさを今後も楽しみたいと思います。M.Tabata
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バイエルン
1−0 ボカ・ジュニアーズ
0−0
0−0
0−0
1−0
得点者:延長後半4分【バ】クフォー
交代
スフォルツァ(ハーグリーブス=76分)
ヤンカー(N.コバチ=76分)
ティアム(ピサロ=118分)
カルボ(マルティネス=18分)
ピント(ビジャレアル=100分)
カルボ(カレーニョ=111分)
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Rマドリード
●GK
カーン
●DF
サニョル
クフォー
R.コバチ
リザラズ
●MF
N.コバチ
フィンク
ハーグリーブズ
パウロ・セルジオ
●FW●
エウベル
ピサロ
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ボカ・ジュニアーズ
●GK
コルドバ
●DF
マルティネス
スキアビ
ブルディソ
ロドリゲス
●MF
ビジャレアル
セルナ
トラベルソ
リケルメ
●FW
G・バロスチェロット
デルガド
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